基本的なオーバーホール作業工程の例をご案内いたします。
実際には器材によって作業工程が異なる場合があるため、
掲載画像はあくまでも作業イメージです。
①点検・分解
タンクにセットし、お預かり時の状態(エアーリーク・フロー等)をチェック・記録します。
専用工具を使って可能な限り分解いたします。
②洗浄→乾燥 超音波洗浄機を使い隅から隅まで洗浄します。
洗浄機で除去できなかった汚れ等は手作業で丁寧に落としていき、各パーツを磨き上げます。
③各パーツの点検 クラック等がないか細かくパーツの状態をチェック。小さい物はルーペを使って確認します。
この時、メーカー指定交換パーツ以外のパーツの交換が必要になる場合、お客様にはその旨ご連絡いたします。
④組立・調整 上質のグリスを使いグリスアップしながら丁寧に組み上げていきます。各部の締め付けにはトルクレンチを使用し管理しています。
組立終了後は各メーカーの基準に沿って中圧等の調整します。
⑤最終チェック
調整終了後、水につけエアーリークのチェックし、乾燥がてら一晩ほどねかせ各部品のあたりを付けもう一度中圧値等のチェック。また時間に余裕がありご希望があれば実際に海に持ち込んでのチェックもいたします。